竣工 | : | 1993年 |
所在地 | : | 東京都練馬区 |
用途 | : | 専用住宅 |
構造 | : | 木造 |
規模 | : | 地上2階 |
面積 | : | 敷地面積 294.3m² 延床面積 153.1m² |
敷地条件 | : | 第1種住居専用地域 |
家族構成 | : | 両親+若夫婦+子供 |
構造設計 | : | 井上建築構造設計室 |
担当 | : | 柏木穂波 |
掲載雑誌 | : | 新建築・住宅特集 1994年5月号 |
老夫婦と若夫婦,そして彼らの2人の子供達が住む2世帯同居の住宅。
敷地は学生街の喧噪から少し奥まった古くからの住宅地に位置しており、南側道路に向けて緩やかに傾斜する、解体前の旧家は70年近くも建ち続けたものであり、老夫婦はここに50年にわたって住んできた。この旧家の思い出を少しでも留めておけるよう、そこで使用してていたもののうち、広間障子・床柱・屋根瓦をそれぞれ,老夫婦和室の間仕切障子・床框・庭の敷き瓦に転用して利用した。
広い庭との応答のために少なくない金額が投入されたこともあって、この住宅は58万/坪で竣工した。